※ 笠木伸英先生（東京大学名誉教授，科学技術振興機構・研究開発戦略センター・副センター長）におかれましては、平成２７年７月２９日に６９歳（満６８歳）で永眠されました。 以下では、先生ご自身が最後に編集された状態のプロフィールをそのまま残してございます。

笠木　伸英（かさぎ　のぶひで）　　　　

東京大学　名誉教授　

所属：大学院工学系研究科機械工学専攻
電子メール： kasagi @ thtlab.t.u-tokyo.ac.jp (delete spaces)

現職：（国立研究開発法人）科学技術振興機構　上席フェロー (研究開発戦略センター　副センター長)

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専門： 機械工学，エネルギーシステム工学，熱流体工学，乱流工学，科学技術政策　など

経歴：

1976       東京大学大学院工学系研究科博士課程修了，工学博士

1977       東京大学工学部　助教授

1980-81  スタンフォード大学　客員研究員

1990       東京大学工学部　教授

2002-4    東京大学　評議員

2003-08  東京大学21世紀COE機械システム・イノベーション拠点リーダー

           日本学術会議　会員

2009-14  JSPS世界トップレベル研究拠点プログラム（WPI）　プログラム・オフィサー

2010-     （独）科学技術振興機構　上席フェロー (研究開発戦略センター)

2010       ミュンヘン工科大学　大学招聘教授

2010-14  OECD科学技術政策委員会　政府代表(副議長)

2010-     JST戦略的創造推進事業（CREST）「エネルギー高効率利用のための相界 面科学」領域総括

2011-     日本学術会議　連携会員

2012       東京大学停年退職，名誉教授

2013-14  文部科学省　技術参与

2014-     （国立研究開発法人）科学技術振興機構　研究開発戦略センター　副センター長

 

活動：

英国王立工学アカデミー国際フェロー，王立スウェーデン科学アカデミー会員，日本学術会議連携会員，日本工学アカデミー会員．日本機械学会フェロー，日本流体力学会フェロー，日本工学会フェロー，日本伝熱学会会員．米国機械学会フェロー，米国宇宙航空学会シニアメンバー，米国物理学会メンバー，米国科学振興協会メンバー．

日本学術会議会員，日本機械学会会長，日本伝熱学会会長，日本流体力学会会長，日本数値流体 力学会会長，文科省WPIプログラムオフィサなど歴任．現在，JST創造的創造研究推進事業「エネルギー高効率利用のための相界面科学」領域総括など．

文部科学省・経済産業省各種審議会・委員会委員， OECD科学技術政策委員会　政府代表(副議長)，文部科学省技術参与，アクセンチュア(株) アドバイザリー・ボード・メンバーなどを歴任．現在，内閣府グリーンイノベーション戦略協議会構成員，文科省「科学技術イノベーション政策の科学」推進委員会委員，国際科学技術財団理事など．

Assembly of World Conferences on Experimental Heat Transfer, Fluid Mechanics and Thermodynamics 会長，International Centre of Heat and Mass Transfer 副会長，Assembly for International Heat Transfer Conferences 副会長


Nusselt-Reynolds国際賞委員会委員長，International Journal of Heat and Fluid Flow主幹編集者，ERCOFTAC Journal of Flow Turbulence and Combustion，Journal of Flow Visualization，Journal of Flow Visualization and Image Processing編集委員，e-Fluidsアドバイザリィメンバーを歴任．

International Symposium on Turbulence and Shear Flow Phenomena 創始メンバー，元組織委員会長，ECI Conference on Heat Transfer and Fluid Flow in Microscale, International Fuel Cell Science, Engineering & technology Conference, International Workshop on Micro and Nanotechnology for Power Generation and Energy Conversion Applications (PowerMEMS), Internatiional Conference on Multiphase Flow, International Symposium on Engineering Turbulence Modelling and Measurements, International Symposium on Transport Phenomena の組織委員，論文委員など．

研究：

 

　　　　

 

主な著書：

「流体実験ハンドブック」，笠木，木村，西岡，日野，保原（編），朝倉書店，1997年11月．
「流体力学ハンドブック」，第２版，(分担執筆)，日本流体力学会編，丸善，1998年5月．
「乱流伝熱のダイレクトシミュレーション」，笠木，長野，宮内（共同執筆），新編伝熱工学の進展，第３巻，養賢堂，2000年4月．

「計算熱流体力学」，笠木，松本，大橋（共同執筆），現代工学の基礎，岩波書店，2002年12月．

「科学を志す人びとへ　不正を起こさないために」，黒川清，浅島誠，御園生誠，笠木伸英，札野順（他）（共同執筆），化学同人，2007年10月．

「乱流工学ハンドブック」，笠木伸英（総編集），河村洋，長野靖尚，宮内敏 雄（編），朝倉書店，2009年11月．

 

　　　

 

 

最近５年間の発表論文（和文論文，英文論文，和文会議録，英文会議録）

論説・評論

著書

受賞・表彰

日本機械学会賞論文賞（1987, 1990, 2008, 2010），日本ガスタービン学会論 文賞（1988）， 日本機械学会熱工学部門業績賞（1993），日本伝熱学会学術賞 （2002），日本機械学会流体工学部門賞（2004），流体科学賞（2004），日本機械学会熱工学部門国際賞(2008)，日本流体力学会学会賞論文賞(2013)，William Begell Medal (2010)，ICHMT Fellowship Award (2012)，Aurel Stodola Medal (2013)，Luikov Medal (2013) など．

 

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